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96(KURO)

温もりのある黒 目まぐるしく過ぎてゆく日々。
ちょっとだけ立ち止まる時間があるだけで、
明日も頑張ろうと思える。
ちょっとだけ自分に向き合う時間があるだけで、
もっと自分を好きになれる。

96【KURO】は、そのきっかけでありたい。
あなたに寄り添う何かを見つけた時。
あなたが愛する何かに触れた時。

全てを優しく包み込んでくれる。
それは温もりのある黒。
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96【KURO】BLACK Stainless&Steel TM Co., Ltd.

  • 01

    金属の黒染め

     金属の黒染めは塗料を上塗りする塗装とは違い、化学反応を起こして黒く染めます。金属の風合いを生かした仕上がりが可能で、光沢のある金属は光沢のある黒に。マットな金属はマットな黒に仕上がります。
     ムラや液ダレ跡、孔食と呼ばれる斑点が出るなど、塗装のように均一的な質感ではありませんが、黒染めにしか出せない味のある美しさ、温度感のある黒になります。無機質な印象の金属に、有機的な特性が加わり、個性的で温もりのある黒が生み出されるのです。
     黒染めを施した製品を日常で使ってもらう事で、もっと多くの人に黒染めの美しさを知ってもらいたい。この先もずっとこの技術を残したい。そう思っています。
  • 02

    黒染めという技術

     「金属の黒染め」と聞いて、ピンと来る方はとても少ないと思います。その字の如く「金属の黒染め」とは、布を染めるように液の中に金属を漬けて黒く変色させる技術です。内面への浸透部分も含めて1ミクロン(1mm/1000)の薄さで変色させ、物の寸法変化がないので、寸法を変えたくない精密部品にも施されます。例えるなら塗装は「お化粧」、黒染めは「日焼け」というイメージが近いかもしれません。 
     黒染め液をぐつぐつ煮立てて金属を入れると、表面に酸化皮膜と呼ばれる膜ができ、黒く変色します。この黒い酸化皮膜は、反射を防いだり、デザイン性をあげたりします。実は生活の中に隠れている身近な技術なのです。
  • 03

    〔 黒染めの注意事項 〕

    ○ 黒い煤(すす)が残ってしまう場合がありますが、これは化学反応で発生した酸化鉄で、人体に影響はありません。
    ○ 若干の黒染めムラにより、一点一点表情が異なります。
    ○ 製造工程上の治具跡や液ダレ跡が残る場合があります。
    ○ 黒染めに触れる成分によっては、化学反応を起こし 金属の斑点が出る場合があります。
    ○ 油分・水分が残っていると、シミやサビの原因になります。
    ○ 硬い物や鋭利な物でこすると黒染めが薄くなる原因となります。また、 長期の使用により、黒染めが薄くなることがあります。
    ○ 汚れが付着したまま放置すると、変色やサビの原因になります。
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